人が主役であり続ける社会を！

高度にシステム化された現代社会では、仕事の殆どが「作業」となっています。
作業なのでマニュアルがあります。そしてマニュアルは過去の成功事例となります。
過去のやり方で、与えられた数字を追いかけることが仕事であるという通念が蔓延しています。
要するに、過去のやり方で目の前の数字を達成するための努力をするという事が求められてしまっているのです。
これを続けると人間は考える事を辞め、若い世代の人にも同じ事をするよう強います。
このままでは新しい事が出来なくなるばかりか、価値観も画一化し組織内の多様性も薄まっていく一方です。
このような状態が続き、人々が継承してきた価値観が社会を支配してきました。
一方でAIという言葉に代表されるように技術革新を中核にした新たな価値観の創出が叫ばれています。
当然「こうすれば上手く行く」という法則もマニュアルもありません。
思考停止してしまった人、或いは、やった事しか出来ない人は恐らくAIに仕事を奪われるでしょう。
「AIに支配される社会」　そんな警鐘も巷間ではまことしやかに鳴らされてもいます。
しかし、AIはあくまで道具であり、手段です。それを扱うのは人間なのです。
どんなに素晴らしい物でも扱う人間によって効果は倍にもなれば半分以下にもなります。
古い価値観に抑えつけられる事なく常に未来を変え作り上げていく
「人」であり「企業」であり続ける事ができるよう努めてまいります。